自民党憲法考える県民集会に1600人

 自民党県連などでつくる憲法改正県民会議の憲法を考える県民集会が18日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、党関係者や市町村長、議会議員ら約1600人が集まった。安倍政権が公約に掲げる憲法改正に理解を深めてもらおうと、全国初の大規模集会で、二階俊博幹事長や世耕弘成参議院幹事長ら党の県選出国会議員がそろい踏み。安倍晋三総裁はビデオメッセージを披露し、「和歌山から憲法改正のうねりを」と期待を込めた。

 県民会議代表の門博文代議士が「憲法改正は大きく、そして難しいテーマ。心を一つに取り組んでいこう」とあいさつ。二階氏は「きょう参加した皆さんが主役になって、茶の間でもみんなで憲法問題を考えてほしい。立派な憲法をつくるため努力は惜しまない」とし、世耕氏は「地方の声を政治に反映するため、参議院定数の合区を解消するには憲法改正が必要。和歌山をスタートに大きなうねりを起こそう」と意欲。石田真敏代議士、鶴保庸介参議も「皆さんの力で機運を盛り上げてほしい」と呼びかけた。

 会場の特大スクリーン3台を使った安倍総裁のビデオメッセージでは、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本理念は今後決して揺らぐことはありません。一方で現行憲法は制定から70年余りが経過し、時代にそぐわない部分は改正を行っていくべき」などと改正の必要性を訴え、「たやすい道ではないが、必ずや皆さんとともに成し遂げる。自民党はじめ野党もそれぞれの案を持ち寄り、憲法審査会の場で国民の期待に応える活発な議論を行っていただきたい。与野党の枠を超えた議論を深め、令和の時代にふさわしい憲法改正案を策定したい」と決意。さらに「二階幹事長が、憲法改正に向けた議論を進める先頭に立たなければならないという強い決意のもと、地元和歌山で県民集会を開催していただいたことに感謝し、敬意を表する。この県民集会を好機に、全国で集会が開催されることを期待する」と述べた。

写真=スクリーンで安倍総裁がビデオメッセージ披露

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