日高広域消防の山本士長 潜水救助教育で最優秀賞
- 2019/10/11
- 社会

県消防学校の特別潜水救助教育(9月25日~10月8日)で、日高広域消防から派遣されていた潜水隊員の山本昌史士長(31)が、成績トップに贈られる最優秀賞を受けた。
潜水で捜索、救助を行う隊員のスキルアップや県内の技術統一を目的に行われている教育で、県内の消防本部から選出された精鋭16人が参加。和歌山市の消防学校プールと加太漁港で訓練を受け、実技と筆記試験が行われた。
山本士長は呼吸停止時間や泳力タイムトライアルで1位の成績を収めたほか、技術・体力テストの基準を全てクリア。「成績トップを目標に臨み、日高広域消防の代表として頑張りました。表彰を受けられて本当にうれしいです。今後も後輩の指導、自身のスキルアップに努め、水難現場でより多くの人を助けたい」と話し、小西威寿消防長は「日ごろの努力、訓練の成果。今後さらに技術を高め、将来のリーダーを目指し、部下職員の指導に当たってもらいたい」とたたえていた。
写真=賞状を手に山本士長