プロ野球ドラフト会議が17日開かれ、御坊市出身で大阪桐蔭の中田惟斗投手(3年、御坊ボーイズ/ジュニアタイガース出身)=写真=がオリックス・バファローズから育成枠3位で指名を受けた。御坊ボーイズからプロ野球選手は、昨年同じくオリックスから指名を受けて入団した富山凌雅投手(22)に続いて2人目。
中田投手は140㌔台後半のストレートと2種類のスライダー、チェンジアップを武器に、強気の投球で三振を取れる右の本格派。大阪桐蔭ではエースとして活躍した。
中学時代は御坊タイガースのエースとして中学生硬式野球の頂点を決めるジャイアンツカップで全国3位に貢献。U―15ワールドカップ日本代表など輝かしい戦績を残し、早くから注目されていた。今後はプロの舞台で1軍を目指す。
母の智保さんは「本人がやりたいようにやってほしい。陰から応援しています」。御坊タイガースの山﨑幸二会長は「這い上がっていくタイプなので、期待しています。1軍で活躍する姿を見るのが楽しみ」とエールを送っている。
県内からは智弁和歌山の黒川史陽選手が楽天2位、同じく東妻純平選手がDeNA4位、和歌山東の津森宥紀選手がソフトバンク3位指名を受けた。