
南部高校食と農園科の新しい実習棟で24日、大阪あべの辻調理師専門学校から講師を招いた調理実習が行われ、食文化コース2年生22人が和食作りを学んだ。
日本料理の中林直也教授と鞠山拓磨さんが訪れ、実習室に新しく配備されたスチームコンベクションオーブンを使った「炊き込みご飯」「サケけんちん焼き」「エビしんじょ椀」の本格和食3品のコツを伝授した。
炊き込みご飯はあらかじめ用意した鶏もも肉、薄揚げ、ニンジン、ゴボウ、シイタケなどの具材をたっぷり入れる作業を生徒の前で実演。生徒たちは「彩りが豊か」と感心すると、中林教授は「緑色の具材は始めから炊くと変色するので、ご飯を蒸らす時に入れるのがポイント」などとコツを教えていた。
写真=中林教授らの実演に見入る生徒たち