みなべのなかよし作業所 地域とともに20周年

 みなべ町の社会福祉法人なかよし福祉会(新家昭煇理事長)のなかよし作業所20周年記念式典が7日、ふれ愛センターで開かれ、作業所の仲間や運営に協力している関係団体などから約120人が参加。設立に貢献した地域住民ら5人と、20年以上就労している仲間13人に感謝状を手渡し、同作業所オリジナルの人気商品「トマトジュース」で乾杯するなど手作りイベントで節目を祝った。

 第1部の式典で新家理事長は障害児者父母の会から作業所設立の声が上がり、1989年に準備委員会、翌年にプレハブの小規模作業所を開設、98年に法人化し99年7月になかよし作業所がオープンしたことを説明し、「地域の理解と協力のたまもの」と感謝。20年の節目を迎え「障害を持つ方々の思いや願いをよどみなく支えていくのが私たちの責務であり、地域福祉の前進につながる。これからも仲間を支え、関係機関と連携を深め、地域に根づいた作業所、明るく笑顔あふれる作業所にしていく」と決意を新たにした。来賓の小谷芳正町長、坂本登県議も祝辞を寄せた。

 作業所開設に貢献した故石山卓男さん、石山裕子さん、池本文一さん(欠席)、出口幸三郎さん、塩路美鈴さんの5人と、20年以上仕事を頑張っている作業所の仲間13人には感謝状を贈呈。20年間使っている送迎車が老朽化し、今年50周年を迎える南部ライオンズクラブから多額の補助を受けて新しい送迎車を導入することになり、クラブの出口幸三郎会長から目録が手渡された。20年の歩みの紹介、現在の作業所の様子をまとめたDVDを見たあと、小規模作業所設立当初から携わり、評議員も務めている塩路美鈴さんが「皆さんの理解と協力のおかげで、みなべの大事な宝物に育てていただいた」と、感激の涙を流しながら謝辞を述べた。

 第2部の記念イベントでは、県のプレミア商品に認定されている同所のトマトジュースで乾杯。和歌山市の就労施設の仲間でつくるポズック楽団の演奏、なかよし作業所の仲間による歌も披露され、にぎやかなひとときとなった。

写真=新家理事長(手前㊨)ら出席者がトマトジュースで乾杯

関連記事

フォトニュース

  1. 由良のミカンも使ってます

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  2.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
  3.  映画「ソワレ」が御坊でも好評上映中ですが、タイトルは「夜会」を意味する言葉。そんなタイトルの司馬遼…
  4.  主演ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが大ブレイク中の俳優、堺雅人。テレビ雑誌で連載したエッセイ集をご…
  5.  霊感はさほど強くないはずだが、なぜか奇妙な出来事に遭遇してしまう。本作はノンフィクション作家の著者…
ページ上部へ戻る