けっこう体力使います

 印南町地域資源活用推進委員会(中村泰介委員長)の第2回会議が17日、商工会館で開かれ、講師に「かつおちゃん」ことかつお食堂(東京都渋谷)店主の永松真依さん(32)を迎え、かつお節の魅力について講話を聴いた。

 永松さんは以前は毎晩のようにクラブで夜遊びする生活を送っていたが、祖母のかつお節を削る姿に感動して一転、自身もかつお節を研究することに。その後、全国のかつお節を削る人や製造工場を訪ねた。2017年11月には東京でかつお食堂をオープン。かつお節ご飯とみそ汁、だし巻き玉子のシンプルなメニューが都会で大ウケし、これまで間借りしていた店舗から今年8月に独立したことなどを紹介した。

 「一日限定70人のお店です。かつお節を削るには結構体力がいるので、これが限界です」とし、自称「鰹節伝道師」として「1本のかつお節にはいろんなストーリーがある。漁にもついて行きましたが、圧倒的な生のエネルギーを感じました。どこのだれが作ったのか、どんな思いがあるのか、その奥深さを伝えたい。日本の基盤となる味として今後は海外の人にも知ってもらえるようにしていきます。でもこれらは全て私が好きなことをただしているだけ」とにっこり。「印南町でも発祥の地ということでかつお節の博物館を建てるなどしてはどうでしょう」と提案していた。かつお節削りの実演もあり、味見した委員からは「おいしい」「ふわふわ」などの感想が聞かれた。

 委員会では、かつお節の魅力発信拠点づくりへ向け、かつお節削りの体験観光を試験的に実施していくことも話し合った。

写真=かつお節を削る永松さんと中村委員長

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