19年度普通交付税 県、市町村とも減少

 国の各地方自治体に対する2019年度の普通交付税配分額が決まり、和歌山県の実質的な交付税額は3年連続減の約1855億5000万円、30市町村の総額は4年連続減の約1217億1400万円となった。全国的な景気の回復を背景に、和歌山県と各市町村も自前の税収が増えたことが交付税減少の大きな要因となっている。

 和歌山県の普通交付税額は前年度比0・2%減の約1689億8800万円、将来的に交付税が措置される臨時財政対策債(臨財債)発行可能額は23・5%減の約165億6300万円で、両方を合わせた実質的な交付税額は前年度より2・8%減の約1855億5000万円。実質額減少は2017年度から3年連続となった。

 県内30市町村の普通交付税総額は前年度比1・4%増の約1085億1400万円、臨財債発行可能額は18・2%減の約132億円で、実質的な普通交付税額は1・2%減の約1217億1400万円。実質額は16年度以来、4年連続の減少となる。

 県によると、県分、市町村分とも全国的な傾向と同様、各自治体の税収増が交付税マイナスの大きな要因。県については地方消費税(前年度比約11億円)、個人県民税が増収、各市町村も固定資産税や市町村民税が伸びているという。

 日高地方各市町の実質的な普通交付税額は次の通り(カッコ内増減率)。

 御坊市=29億3522万円(0・3%減)▽美浜町=14億7970万円(1・4%減)▽日高町=16億9759万円(0・2%減)▽由良町=15億9406万円(1・8%増)▽印南町=20億1668万円(0・3%減)▽みなべ町=32億867万円(5・2%減)▽日高川町=37億7513万円(2・2%減)

関連記事

フォトニュース

  1. より安全、快適になりました

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. いなみまめダムマラソン

    11月 3 @ 8:00 AM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る