熱中症予防に万全の注意を

 気球の温暖化が進んでいる。平均気温は変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年で1・21度の割合で上がっているという。環境省が発表した2100年の未来の天気予報によると、温暖化に有効な対策をしなかった場合、各地の最高気温は40度を超えるという。高知県で44・9度、名古屋で43・9度、東京でも43・6度、大阪で43度という数字が示された。意外にも海に囲まれている那覇は上昇率が低く39度。

 確かに小学時代だった40年前と比べると、近年の暑さはかなり厳しい。当時はクーラーがなくても過ごせたし、ほとんどの家庭には普及していなかった。その後、エアコンの設置が進み、いまではなくてはならない必需品。家庭だけでなく、学校の教室にも完備され始めた。

 明日からは1年の中でも最も暑さが厳しい8月に入る。地方気象台の1カ月予報では、平年より高くなる可能性は50%、平年並みが30%、平年よりも低くなる可能性は20%。このデータからみると、ことしの夏も暑くなる可能性が高いといえるだろう。

 気温が上がれば注意しなければならないのが熱中症。記録的な猛暑と言われた昨年(5~9月)は全国で9万5137人が搬送され、うち死亡患者は160人にも及んだ。

 暑さは我慢せずにエアコンを使用することが大切だし、水分補給も怠ってはいけない。加えて、汗をかいて不足しがちな塩分やミネラルを効果的に摂取できる梅干しもいい。含まれているクエン酸も疲労回復に役立ち、夏バテ防止の効果もある。中高年が子どもの頃に感じた夏よりも暑さが一層厳しくなっているが、日本の伝統食でこの夏の暑さを乗り越えよう。(雄)

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