印南の防災拠点整備進む

 印南町の高速道路サービスエリア北側で、いなみ防災広場(仮称)の整備計画が本格的に動き始めた。面積約20㌶に仮設住宅用地、自衛隊活動基地、集客施設などがある4種類のゾーンを設け、町の防災拠点にする計画。現在、計画地は山あいの谷となっているため、まずは更地にしようと、高速道路4車線化工事で出された土砂を運び込んで盛り土、造成工事を進めている。

 同町防災まちづくり構想に基づく災害対応型SA周辺整備。計画によると、▽地域防災施設ゾーン=一時避難地、仮設住宅用地、備蓄倉庫、太陽光パネル等▽広域防災施設ゾーン=自衛隊活動基地や支援物資の輸送基地となる多目的グラウンド等▽地場産業振興施設ゾーン=農産物選果・集出荷場等▽集客施設ゾーン=産物直売施設、花畑、動物ふれあい広場、放牧場等――を建設。防災拠点となるだけでなく、SAとリンクした観光施設としての役割も担う。

 計画用地は民間所有の山林などとなっており、町が購入したが、高速道路4車線化工事で出された土砂の運搬や造成、進入路建設の工事はNEXCO西日本が行っており、費用も全額負担している。運搬する盛り土は約60万立方㍍分を予定。当面の工事面積は11・3㌶となっており、造成の完成は印南町までの高速4車線化工事が終わる2021年12月までを目標にしている。その後、建物等の早期整備を進めていくが、完成時期は未定となっている。

写真=盛り土、造成が行われている現場

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