
ボウリングの国際オープン大会「マカオチャイナ・インターナショナルオープン」が中国マカオで開かれ、男子の部で日高東宝ボウル(御坊市薗)所属の安里秀策選手(27)=有田市=が優勝した。
アジアの国と地域からアマチュア約100人が出場。予選で32人、8ゲームのラウンド1で18人に絞られ、同じく8ゲームのラウンド2で6人が決勝ラウンドに進んだ。
安里選手は予選を11位で通過すると、ラウンド1は1816点で5位、ラウンド2は最終第8ゲームでパーフェクトを達成し、1895点で1位。決勝ラウンドで優勝決定戦からとなるトップシード権を獲得した。1ゲームマッチの優勝決定戦は、地元マカオの選手と対戦。第1フレームから第7フレームまで、連続ストライクで相手にプレッシャーをかけ、259―236で下した。
6月のNHK杯全日本選抜ボウリング選手権に続くタイトル。「コツコツと我慢しての大人のボウリングができた。次は8月下旬の韓国でのプロも出てくる大会。今年はいい感じできており、自分の力を発揮して優勝を目指したい」と抱負を語り、「活躍は応援してくれるお客さんら皆さんのおかげ。今回も喜んでくれました。またいい報告ができるように頑張ります」と話している。
写真=優勝トロフィーを手に安里選手