県議会 楠本議員が河川氾濫対策訴える

 県議会の6月定例会は18日、一般質問が行われ、御坊市選出の楠本文郎議員(日本共産党県議団)が登壇し、「日高川水系整備計画の早期完了と今後の治水対策」についてただした。近年の集中豪雨でたびたび氾濫している西川支流の下川、斉川、堂閉川、東裏川の4河川を取り上げ、「いつになったら改善されるのか、市民は首を長くして待っている。一刻も早く対策を」と強く求めた。

 楠本議員にとってはことし4月の選挙で当選して以来、初の登壇。公約通り、事前には柏木征夫市長との面談も行い、一般質問に臨んだ。

 初めに「市民、県民の願いを真っすぐに届けることを念頭にお尋ねする」とし、日高川水系の河川整備計画について質問した。西川支流となる下川(旧御坊町)、堂閉川(日高川町鐘巻)、斉川(湯川町小松原等)、東裏川(湯川町富安等)は、「河川整備計画の中でも対策が述べられているが、市民からするとそれぞれの流域での度重なる浸水は、一刻も早く対策をしていただきたい場所」と要望。県土整備部の高松諭部長から「下流から進めている西川の本川の整備に一定のめどがつきしだい、着手を検討したい。この西川改修は国土強靭化で国から多額の補正予算が付いており、今後も予算確保と早期進捗(しんちょく)に努めたい」との回答があった。これを受け「大雨が降るたびに氾濫し、行政も議員も『見に来てほしい』と引っ張りだこになる、それぐらい頻繁に氾濫している。西川改修から早く次の対策に到達してほしいというのが、御坊市民の偽らざる心情。日高川、美浜、日高町民もみんなが願っている」と早期対策を訴えた。

 また、楠本議員は県道御坊美山線で未整備区間(1車線)となっている日高川の藤井側堤防道路についても改良を求め、高松部長は「堤内川(河川と反対側)を拡幅するよう今年度から事業化し、測量設計に着手していきたい」との考えを明らかにした。このほか、2011年9月の台風12号豪雨(紀伊半島水害)後の椿山ダム運用見直し、野口新橋周辺の河床掘削などでも質問した。

 別項目の国保料引き下げを求める質問では、仁坂吉伸知事とのやり取りもあった。

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