県視覚障害者俳句大会で御坊市が国体2位

 県視覚障害者福祉協会主催、第46回県盲人俳句大会が和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、兼題の部団体で御坊市身体障害者福祉協会視覚障害者部会(木本タヨ子部会長)が2位に入賞した。5年ほど前に3位になったことはあったが、2位は初めて。

 同部会のメンバーは木本さん、薮内まさみさん、岩城ゆき子さん、雑賀宏之さんの4人。大会は毎年この時期に、会場を持ち回りで開かれている。兼題の部と席題の部があり、兼題は事前に1人3句ずつ、自由な題材で投句。席題は当日発表されたテーマで1時間以内に詠む。

 兼題の部では、同部会から木本さんの「念願の入佛かなふ春彼岸」と薮内まさみさんの「さえずりや歩みとめたり白き杖」が入選賞。選者別の賞では、大倉義正氏の選で2人とも特選に選ばれ、岩城さんの「人をまつコスモスゆれて無人駅」が佳作。川口修氏の選では木本さん、薮内さんが佳作。武友朋子氏の選では薮内さんが佳作だった。

 席題の部は、「梅雨」「田植え」がテーマ。雑賀さんの「見えぬ眼の夢のさおとめ田植えかな」が3位に当たる人賞、岩城さんの「たうえするきかいの音に目がさめる」が努力賞を受賞した。

 同部会のメンバーは毎月1回、島会館で例会を開いて勉強している。部会長の木本さんは「うれしいです。この次は1位になれるように、みんなでもっと勉強して頑張りたい」と喜んでいる。

 同部会以外の参加者では、兼題の部で門脇秀和さん(印南町)の「平成と共に去り行く別れ霜」が川口氏の佳作を受賞した。席題の部では、付き添いの日下典子さん(御坊市)の「いっせいに田植風景いなかみち」が入賞、門脇さんの「つゆ晴れ間寺にまつかな忘れ傘」が努力賞を受賞。

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