人手不足解消の研究を

 みなべ町に担当が変わってもうすぐ1カ月になる。バタバタの連続でまだまだあいさつもままならず、時間だけがあっという間に過ぎ去ったように思う。紙面刷新により、これまでの「みなべ・龍神」ページをなくし、他の市町村と同じようにすべてのページに記事を掲載するようになった。「1枚めくればみなべの記事があり、見やすかったのに」というご意見を多々頂戴したが、最近はようやく「1面のカラーで記事が載るようになってよくなった」といううれしい声もいただけるようになった。これまで同様身近なニュースを提供できるように、少しずつでもネットワークを広げていきたいと、初心に帰る日々である。

 みなべ町といえば、やはり梅をなくしては語れないと、担当してあらためて痛感する。町内の梅栽培農家は約1200軒、車で町内を走れば、梅干し加工会社の多さが際立つ。梅干しは健康機能食品としても確立されており、青梅は近年消費が増えている梅酒や梅ジュースになくてはならず、まさに町の産業を支える大黒柱であることが分かる。香川のうどん県ならぬ、うめ町ではここ数年、新たな問題が顕在化していることを担当して知った。

 人手不足である。後継者問題もそうだが、梅の収穫時期には欠かせない梅取りや梅拾いのアルバイトも不足しているという。昨年は、人が足りずに収穫せずに手付かずのままシーズンを終えた園地もあった。少子化の中、この問題はますます深刻になっていくことは予想できる。高校生や大学生らを巻き込んだ人を確保する方法はもちろん、負担の大きい農作業の省力化、新しい収穫技術の開発など多面的に取り組む必要がある。課題解消へ知恵を出し合おう。(片)

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