全日本体重別相撲選手権 井ノ上君が見事優勝

 全国の強豪が集う第1回全日本相撲個人体重別選手権大会が12日、富山県射水市グリーンパークだいもん相撲場で開かれ、ジュニア80㌔未満級で野口小出身の箕島高校1年生、井ノ上豪志選手(15)が見事優勝を飾った。7人がリーグ戦で争い、唯一の1年生ながら上級生相手に多彩な技とスピードを武器に6戦全勝。世界大会出場権獲得戦では惜しくも敗れたものの、全国にその名をとどろかせた。

 今回の大会はハワイでの世界大会出場権をかけて初めて開催された。ジュニアの部の対象は13歳から18歳までで、今回は3月に高知県で開かれた全国高校体重別選手権新人戦での上位6人と、昨年8月に両国国技館で開かれた全国都道府県中学生相撲選手権で、当時箕島中3年で出場し、軽量級で優勝した井ノ上選手が出場権を得ていた。

 軽量級の全国トップクラスが集った中、総当たりで争われた。体重79㌔の井ノ上選手は1回戦を得意の下手投げで下して勢いに乗ると、2回戦以降は上手投げ、引き落とし、外払い、寄り倒し、引き落としとまさに多彩な技を繰り出し、高校2年生2人、3年生4人を相手に全勝し、初出場Vを達成した。

 続いて世界大会出場権獲得戦が行われ、優勝の井ノ上選手と、全国新人戦優勝で今回2位の選手との一発勝負。惜しくも土をつけられたが、第1回優勝者に名を残した。

 中学1年から箕島相撲部で寮生活をしながら稽古を積み、昨年の都道府県で全国制覇してからさらに力と自信をつけた。井ノ上選手は「優勝できてうれしかったですが、世界大会に行けなかったのが悔しかった。この悔しさを忘れずにもっと稽古に励みたい」と闘志を燃やした。

写真=第1回優勝者となった井ノ上選手

関連記事

フォトニュース

  1. ブルーハーツがきた

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る