県国際交流協会が外国人労働者を映像で紹介

 県国際交流協会は外国人労働者に対する理解を深めてもらうことを目的として、外国人が働いている県内の製造業や介護施設など4つの事業所の映像を制作し、インターネットの動画共有サービス「YouTube」に投稿した。

 和歌山県は明治から昭和初期にかけて、多くの人が移民として海外に渡ったが、現在では少子高齢化による企業の労働力不足が深刻。今月からは改正出入国管理法が施行され、製造業や建設業、介護など特定の分野で外国人労働者の受け入れが拡大され、県内でも今後、地域の企業で働く外国人が増加するとみられている。

 今回、県国際交流協会が投稿した映像は、紀の川市の協和プレス工業、和歌山市の介護老人保健施設パインドームなどで働く外国人労働者の仕事ぶりや事業所の上司、仲間の声を撮影、収録。日高地方関係では御坊市島のプラスチック成型品、麻雀製品製造で知られる大洋化学㈱(上西一永代表取締役)の映像が紹介されている。

 ベトナム人のグェン・フィ・ティさんは金型の技術者になることを目標に、大洋化学で働き始めて約1年。現在は製品の検査業務を主とし、品質や成形の技術を習得しているという。工場での仕事の様子やレクリエーションのもちつき大会の風景も挿入。グェンさんは女性レポーターからインタビューを受け、カタコトの日本語ながら「仕事はちょっと慣れました。ビザはあと4年で切れますが、その後もたぶん、日本にいたいと思うようになっていると思います」と笑顔で答えている。

 大洋化学の動画のタイトルは「外国人労働者映像制作事業 (公財)和歌山県国際交流協会 第3回 大洋化学株式会社様」。URLはhttps://youtu.be/d867Uen8nCw

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