バリトン歌手の福嶋さんが昭和歌謡うたう

 御坊市民文化会館主催事業、地元ゆかりのアーティスト企画「Shibun茶和会 Tea Timeコンサートvol.16」が昭和の日の29日、同館小ホールで開かれ、由良町江ノ駒出身のバリトン歌手、福嶋勲さんが「昭和の日には昭和の歌を~阿久悠の世界~」をテーマにうたった。ピアノ伴奏は松永玲子さん(西宮市)。

 「時代おくれ」「あの鐘を鳴らすのはあなた」で幕を開け、今回の企画について「普段はクラシックをうたっていますが歌謡曲も大好き。自分が好きでうたっている曲を並べてみると、結構な確率で阿久悠作詞でした」と説明。5000曲の作品をすべて万年筆で手書きしてきた阿久悠のエピソードなど紹介しながら「歌はその時代にタイムスリップさせてくれます。歌謡曲の黄金時代だった70年代は、日本にも勢いがあった」と「五番街のマリーへ」「舟唄」「時の過ぎゆくままに」などおなじみのナンバーを豊かな声量のバリトンで熱唱した。フィナーレの「思秋期」のあと、アンコールは尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。大きな拍手で幕を閉じた。

 日ごろ耳にするのとはひと味違う、深みある歌声のヒット曲に、観客は満足そうに大きな拍手を送っていた。プチスイーツとして、福嶋さんの地元由良町の錦花堂の銘菓「天狗力餅」などが提供され、好評だった。

写真=懐かしのヒット曲をバリトンで聴かせる福嶋さん

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