由良町が農業の短期就業体験を事業化

 由良町は、来年度の新規事業で短期農業就業体験(インターンシップ)支援事業を行う。町内外の就農希望者に対して町が認定農業者らをマッチングし、無料で最大10日間の農業体験をしてもらう独自の取り組み。同町ではかんきつ類の栽培が盛んだが、農業従事者の高齢化や後継者不足の問題を抱えており、新規就農や移住・定住促進につなげる。

 町内ではゆら早生ミカンや木成りハッサク、ニンニクのほか、野菜や米の栽培が行われており、現在、農業のエキスパートとされる認定農業士は13人、農業士は15人いる。町は関係機関で相談を受けるなど就農に向けて積極的に活動し、将来、同町で農業に従事しようと考えている人を対象に、認定農業者らを紹介。認定農業士らは町から1時間1500円の報酬で委託を受けて、マッチングされた就農希望者に農業のノウハウを指導する。この事業では町が就農希望者に農地のあっせん、国の補助金などを受けるための就農計画作成に向けた指導、助言も行う。

 予算は30万円でまず2人分の申請を見込んでいるが、人数が増えれば補正予算で対応する方針。

 担当課では、「農業体験は最大で10日間という短期で設定した。もっと長期の農業体験をしたい場合は、国や県も就農体験の事業を行っているのでそちらを利用してもらうのも手です。とにかく、本気で農業をしたい人の就農のきっかけやイメージづくりになってくれれば。来年度に入って、できるだけ早い時期に募集をかけていきたい」と話している。

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