春本番もすぐそこ

 美浜町の吉原公園南側の松林内で17日、春の風物詩として知られる「こも外し」が行われた。

 松林内の施設を管理する一般社団法人煙樹の杜(西垣哲雄理事長)のメンバーら約10人が参加。昨年11月11日に取り付けた60本の松のこもを外し=写真=、焼却処分した。

 11月ごろから日本庭園などで見かけられる「こも巻き」は県内では和歌山城の松が広く知られている。和歌山城ではことしも二十四節気で地中の虫が冬ごもりを終えて地上にはい出るころとされる「啓蟄」(けいちつ)の6日にこも外しがあったが、美浜町では月1回の施設周辺広場の清掃に合わせて実施した。

 こも巻きは江戸時代から行われてきたという害虫駆除法の一つ。メンバーらはわらで作った「こも」に虫が潜んでいないかなどを確認しながら作業に当たり、西垣理事長は「こも巻きは中紀、紀南ではやっているところがないと聞いている。冬から春にかけての美浜の風物詩にできればと思うし、町民が松に興味を持つきっかけにもなれば」と話していた。

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