日高高校箏曲部が晴れやかに50周年定演

 日高高校箏曲部の定期演奏会が21日、御坊市民文化会館大ホールで開催。創部50周年の記念ステージで、新卒業生を含め9人の部員が渾身の演奏を披露。12人のOGも振袖で加わったほか、世界的に活躍する尺八演奏家田嶋直士さんの特別出演、箏曲研究菊明会の賛助出演もあり、2時間半の充実した舞台に大きな拍手が送られた。

 同部はこれまで県大会31回優勝、全国大会20回出場という実績がある。全国でも6年連続で上位入賞した唯一の部で、その記録はまだ破られていない。

 この日の舞台は、1・2年生が技術指導の菊瓔(神田)佐和子さん、尺八の田嶋さんと共に定番の古曲「六段の調」を奏でて幕を開けた。次に新卒業生が加わり、現代曲「OKOTO」を披露。2013、16、17年度卒業のOGが華やかに振袖で登場し、全国の舞台で弾いた思い出の曲「箏三重奏曲」を1・2年生と共に奏でる一幕もあり、田嶋さんの独奏に続いて菊瓔さんがあいさつ。東日本大震災の年に福島県で開かれた全国大会で、被災者と温かい交流ができたことなど思い出を語り、「皆さんの心に残る演奏をしていきたい」と述べた。

 圧巻は昨年夏の全国大会で披露した「二つの個性」。2年生と新卒業生のわずか4人で息を合わせて難曲を弾きこなし、美しいハーモニーを聴かせた。賛助出演の菊明会は季節感のある「桜・グラフ」。最後に田嶋さん、OGも含め全員が登場し、18年間弾き継いできた代表曲「GRADATION 風の彩」を演奏。畳みかけるような迫力みなぎる音色に、大きな拍手が送られた。

写真=田嶋さん、振袖のOGもともに代表曲を演奏

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