たき火の広がりに注意

 紀美野、有田川両町にまたがる生石高原(標高870㍍)で、春の風物詩になっている山焼き。ススキの名所として知られる観光スポットで、山焼きはススキ以外の草木も一緒に焼き払い、その灰を肥やしに新しいススキの芽吹きを促進、美しいススキの草原を再生させるための行事として行われている。

 その山焼き、ことしは10日に予定されていたが、強風注意報が発表されたため中止になった。以前の取材を思い出すと、一斉にススキが焼き払われる光景は壮大のひと言。火は風にあおられ、どんどん大きく広がり、ぱちぱちと大きな音や黒煙が上がっていく。これまでにも、風が強すぎたため延期、中止になったことがある。

 一方、こちらは予防の話。ことしになって日高地方では、たき火による火災が多発している。14日までに発生した日高広域消防管内の火災11件のうち、たき火が原因とみられているのは10件。冬から春へ、空気が乾燥して火災が起きやすく、また強い季節風で、大火になりやすく、山火事予防運動も行われたばかりだ。

 焼却するのであれば、周囲に燃えやすいものがないか確認し、風の強いときはやめるのは当たり前。山林やその付近は雑木や雑草という燃えやすいものが多く、火災が起こりやすいため特に注意しよう。監視を必ず行った上で、火の粉が飛ばないよう少しずつ燃やすようにし、終わったあとは完全に消えたことを確認。また、火災とまぎらわしい火や煙が上がるため、消防署への申し出が求められている。農業を営む父にも言っているが、火の取り扱いには十分注意し、家庭、地域、職場で火災予防を心がけよう。(笑)

関連記事

フォトニュース

  1. かわいいよ「子」

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. 日高町クエ・フェア

    10月 19 @ 11:00 AM
  2. いなみまめダムマラソン

    11月 3 @ 8:00 AM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る