由良町議選 現新4人が当落線上

 定数10に対して現職9、新人3の計12人が立候補し、2人超過の少数激戦を繰り広げてきた由良町議選の舌戦もあと一日限りとなり、必死のお願いコールが響いている。上位争いは現職2人に新人1人が迫る勢い。下位は南地区の現職2人と新人1人、門前の現職1人の計4人が当落線上とみられるが、選挙経験のない1期生もおり、下位が入れ替わる可能性も。17日の投開票を前に最終盤の戦況を分析してみた。(文中敬称略、カッコ内前々回票)

 川出純(433) 地元南区から出馬の新人と親戚が重複するなどのあおりを受けて苦しい戦いを強いられているが、唯一の共産党候補、6期最ベテランの底力で全町的に支持を広げ、当落ラインは超えたか。

 野田悟 昨年11月の出馬表明以降、ほぼ全域であいさつ回りを2巡する精力的な活動を展開。地元畑地区でも久々の町議候補にムードがよく、隣接の中地区や農業関係でも支援があり善戦。上位の一角を崩せるか。

 吉田ひとみ(569) 二人三脚の夫の死去などで前々回のような〝馬力〟はないが、日頃のイベント司会やチャリティー活動で高齢者からの人気が高く、女性パワーの支援も受けて中位はキープできそう。

 岩﨑清和 昨年10月に新人では一番手で出馬表明。地盤の小さな南区で厳しい戦いだが、歌仲間や隣接町の町議らのバックアップも受けて終盤に上向いてきており、当落ライン超えまでもうひと踏ん張り。

 森三枝子(221) 地元南区で新人出馬のあおりを受けて苦戦しているが、親類や同級生らの支援を受けて隣接の里など他地区でも支援を訴え。陣営では危機感を前面に押し出しており、当落線超えへあと一歩。

 玉置一郎(449) 地元門前区の推薦はないが、事実上のバックアップを受け、親戚筋や4期ベテラン、議長経験の実績などで幅広く運動を展開。地元や隣接区の候補者減も上乗せの好材料で、上位が見えてきた。

 馬場博文(628) 地盤の大きな旧衣奈地区で唯一の候補で、地元の結束は固く、農業、スポーツ、親戚筋をたどって他地区にも攻勢。他陣営からの切り崩しや上滑りに警戒しながら、3回連続トップなるか。

 中村真一 選挙経験のない1期生。地元神谷区の区長や高齢者の支援を受けて、地盤は固まってきた。旧白崎地区をメインに運動の輪を広げているが、血縁票が少ないのが不安材料で、安全圏までもう一息。

 山本大 昨年12月に出馬表明した唯一の20代候補。地元網代や江ノ駒、阿戸など祭り関係を中心に町内全域的に若者層の支持を得ている。陣営の士気も高く、安全圏をキープ。勢いに乗ればさらに票を伸ばす可能性も。

 中谷茂生 選挙経験のない1期生。運動の出遅れがやや響いているものの、地元大引の元区長や元ベテラン町議の応援、SNSの活用、ビラ配りなどで巻き返しており、安全圏には届いたとみられている。

 山名実(447) 親類や自身の会社、知人などのつてを頼りに地元の吹井や出身地の網代などでも集票。親交がある元町議の引退票も一部獲得。現職議長の実績もあり、今回も好位置をキープできそう。

 由良守生(281) 議会一般質問での風力発電健康被害の訴えなどで一定の固定票はあるが、前々回のような選挙態勢が取れていない上に大きな上乗せの材料がなく、今回も当落線上の苦しい戦い。

 期日前投票 14日までに694人が投票。前々回比207人の大幅増。

写真=国道42号入路交差点で手を振って猛アピール

関連記事

フォトニュース

  1. 事故に気をつけてね!

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  2.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
  3.  映画「ソワレ」が御坊でも好評上映中ですが、タイトルは「夜会」を意味する言葉。そんなタイトルの司馬遼…
  4.  主演ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが大ブレイク中の俳優、堺雅人。テレビ雑誌で連載したエッセイ集をご…
  5.  霊感はさほど強くないはずだが、なぜか奇妙な出来事に遭遇してしまう。本作はノンフィクション作家の著者…
ページ上部へ戻る