古きを知り新たな挑戦

 2019年が始まった。何かにつけて「平成最後の」といわれるが、それも残り4カ月間弱。ことしはどんな一年になるのだろうか。私たち日高新報社の年間スローガンは「温故創新/次代への挑戦」。故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを「創る」。そして次の時代へ向けてチャレンジ。筆者は入社15年足らず、新人ともベテランとも言えない。「どんな一年になるだろう」ではなく、「どんな一年にしよう」という意識も大切に仕事をしたい。

 昨年5月、祖母が亡くなり、平成最後の年末年始は喪中として過ごした。そこまで徹底的ではないが、喪中はがきを出し、新年のあいさつは「本年もよろしくお願いします」だけ。一方、初詣にも行ったし、おせちも食べた。調べてみると、避けるものとされる行動もしたが、「これがうちのルール」と言ってしまえばそれまで。そこらへんが日本人のいいところと思っておこう。

 本来、正月は1月の別称だが、一般的には正月行事をする期間ととらえられている。1日は元日、3日までを三が日。7日までを松の内といって、さらに15日の小正月まで、さまざまな行事が行われる。1月を睦月と言うのは、正月に一家そろって睦み合う様子を表したものだそう。このほか喪中に避ける行動を調べるうち、当たり前のようにしていたことの由来や込められた意味の勉強になった。

 さて、7日は「人日の節句」。五節句の一つで、七草がゆを食べる日である。そう言っても食べたことはないし、恥ずかしながら七つの草も知らない。〝薄学〟を自慢している場合ではなく、もっともっと自己研さん。古くからのものを知って新しいことに挑戦する一年にしたい。(笑)

関連記事

フォトニュース

  1. 南部高の調理実習室で

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る