十日えびすにぎわう

 「えべっさん」で親しまれている「十日えびす」が9日から始まり、各地の神社は商売繁盛や一年の福を願う多くの参拝者でにぎわっている。日高川町江川の丹生神社(井口健祐宮司)や印南町山口の山口八幡神社(岡田朝臣宮司)では氏子の女の子らが福娘として登場。笑顔で迎え、福笹に大判小判やタイの縁起物を授けていた。

 丹生神社では宵えびすの9日、敬神婦人会のメンバーとともに福娘で山野の岡本愛菜さん(15)、芝崎愛日さん(15)が参拝者を歓迎。鈴を振り福笹、熊手や箕(みの)の縁起物を授けた。笑い祭で知られる神社。境内は笑顔であふれ、2人は「皆さんにとっていい一年に。私たちは受験生なので志望校に合格したいです」、母親と2人で来ていた地元の50代女性は「うちは農業なので五穀豊穣を。家内安全いい年になれば」と話していた。

 山口八幡神社では9日に印南地区、10日に名田地区の女性がそれぞれ3人ずつ福娘を務め、総代とともに縁起物を販売。10日は山﨑結子さん(19)=楠井=、久保花有さん(20)=上野=、矢野真菜美さん(24)=野島=がみこ衣装に金色の烏帽子をかぶって福を招き、日高町に住む60代の男性社長は「ここ数年ほど来させてもらっていますが、おかげさんで忙しく、このまま景気のいい状態が続いてほしい」と笑顔を見せていた。

写真=鈴を振って縁起物を授ける福娘

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