御坊市議会 19日に定数削減を議員提案

 御坊市議会は13日に全員協議会を開き、前日の議会運営委員会に引き続いて議員定数について全議員で議論し、定例会最終日の19日に「定数2人削減」案を議員提出議案として提案することが明らかにされた。この日の会議でも削減に反対、慎重の意見の方が多かったが、態度を明らかにしていない議員のほか、慎重派の中にも「選挙は必要」と考えている議員も多いだけに、最終日の採決が注目されている。

 来年1月13日の告示日まであと1カ月と迫った市議選は依然として無投票ムードが漂っており、議員定数削減について山田勝人議長が投げかけ、12日に議運で委員が議論。この日は全員協議会で委員が意見した。

 山田議長は県内9市の人口と議員数を示した上で現行の14人から12人に減らした場合でも、低いほど民意が反映している指標となる「人口÷議員数」は有田市、新宮市に次いで3番目の率であることや前回定数削減した12年前から人口が3000人以上減っていること、参政権が18歳まで拡大された中、無投票では若い有権者の民意をくみ上げる機会が少なくなることなどを説明し、最終日には同じく削減派の西本和明議員が提案者となって「議員定数2人削減」の議案を提出することを報告した。西本議員は「新庁舎建設という大きなプロジェクトを控えている。建て替えには住民もさまざまな意見を持っている中で、無投票で当選すればいいというわけではない。現時点で新人も2人(共産党と公明党所属)出馬する中で、やはり選挙は必要」と削減の必要性を訴えた。議員提出議案に必要な賛同議員1人(議長以外)も確保しており、最終日に賛否が問われることが決まった。全員協議会では、議員からの意見が相次ぎ、山本直治議員は「全国的に議員のなり手が少ない流れが御坊へも来た中で、議会から発信するのは大事なこと。議員は常在戦場、戦いはするべき」と削減案に賛同の姿勢を示した。田中数将議員は「もう少し慎重に話すべきこと」、宮路雅仁議員は「11月上旬に議運を開くなど、もっと早く話をしておいてほしかった」と慎重で、村上宗隆議員は「現状維持。削減には反対」とした。「態度は本会議で示す」として山本清司議員、松屋久紀議員は議場で態度表明するとした。

 最後に山田議長は「議員定数は個人の問題。誰かの意見を聞いてどうこうするのではないと思う。議論が足りないのなら、最終日までまだ時間があるので、しっかり議論すればいい。最終日には議員として態度をしっかり示してほしい」とした。

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