和田勇氏の次女マリコさんが御坊訪問

 御坊市名誉市民第一号で、1964年の東京オリンピック誘致に尽力した故和田勇氏の次女メアリー・マリコ・ロースさん(77)=アメリカ・カリフォルニア州在住=が17日、同日の顕彰イベントに合わせて夫のブレント氏(72)と一緒に来日した。16日には柏木征夫市長の表敬訪問や、夜には和田勇顕彰会(会長=吉田擴御坊商工会議所会頭)主催の歓迎会に出席。マリコさんは「父は御坊を誇りに思っていた」と両親の故郷で思い出を語った。

 メアリーさんは2004年4月、名誉市民授与式に、和田氏の長女で昨年死去した故グレース・ミヤコ・宮本さんとともに出席し、柏木市長を表敬訪問しており、今回は14年ぶりの御坊訪問。
 歓迎会は市内の「花ご坊」で開かれ、顕彰会メンバーら43人が出席。柏木市長は「ようこそおいでくださいました」と歓迎し、「和田さんの功績を多くの人に知ってもらうために頑張っています。これからもみんなで盛り上げて、広く長く伝えていきたい」とあいさつ。顕彰会の阪本仁志副会長は出席できなかった吉田会長のメッセージとして「顕彰会の活動だけでなく、民間企業にも和田さんをPRする活動が広がっている。和田さんの素晴らしい心の持ち方を日本全体に広げていきたい」と代読。日高振興局の三浦源吾局長も知事からのメッセージを披露した。

 花束を受け取ったマリコさんは「父も母もきっとこの場にいたいと思っているでしょう。父や母から聞いていた、美しい海や川、花に囲まれた御坊に来ることができてうれしい。そして聞いていた通り、親切で穏やかな人ばかりです」と感謝を込めてあいさつした。JA紀州の芝光洋組合長の発声で乾杯、料理を食べながら和やかに歓談。アトラクションでは土生祭の藤井若中(御坊市)が獅子舞を披露し、盛り上がった。最後にブレントさんは「皆さんから歓迎を受けたことを心に刻んでいます」と感激した様子で話した。

 歓迎会の前には柏木市長を表敬訪問。マリコさんは和田氏が幼少期に御坊などで過ごしたことを踏まえ、「父は御坊を誇りに思い、御坊が故郷でよかったといっていました」と御坊が大好きだったと強調。「アメリカのカウボーイ音楽や日本の歌が好きで、よくうたっていました」「家ではいつもタバコを吸いながら、仕事のことやいろんなことを考えていました」などと思い出話も披露していた。

写真=歓迎会で花束を手に笑顔のマリコさんとブレントさん

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