健康と向き合おう

 夏の健康診断で「便潜血反応が陽性、精密検査を要する」と判定され、3カ月の予約を待って先日、内視鏡による検査と治療(手術)を受けた。以前なら放っておいたかもしれないが、30代も半ばを過ぎ、そもそも便秘と下痢を繰り返しがちな体質。心配になり、きちんと病院に行ってみた。

 健診時の検便も子どものころ以来なら、もちろん内視鏡検査は初めてだった。振り返ってみると、前日から食事制限があり、その夜から絶食。当日は朝から大量の水と下剤を飲み、トイレに通う。まず感動したのはお腹が痛くならない下剤。そして温水洗浄便座を初めて使った。病院では点滴を麻酔と勘違いして不安になり、麻酔は麻酔で効果に驚かされたが、どれもこれもいい経験。ポリープを2つ切除してもらい、結果、いずれも悪いものではなく、本当によかったと思う。

 国立がん研究センターのがん情報サービスによると、大腸がんと新たに診断される人は1年間に10万人当たり103人。年齢別の罹患率は、40歳代から増加し始め、50歳代で加速、高齢になるほど高くなる。罹患率の男女比は、1年間に10万人当たり男性で121人、女性で86・4人とやや男性に多い傾向。男性は胃がん、肺がんに次いで3番目、女性は乳がんに次いで2番目に多いがんという。

 大腸がんの発生は生活習慣と関わりがあるとされ、赤肉や加工肉の摂取、飲酒、喫煙によって危険性が高まるそう。飲酒以外は後ろめたい気分。健康と向き合う必要があり、がんの早期発見、適切な治療を受けるため、あらためて健診の重要性を感じた。皆さんはきちんと健診を受けていますか。手遅れになる前に自分の健康と向き合おう。(笑)

関連記事

フォトニュース

  1. 今年も咲きました!

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る