全日本空手道選手権 前田選手は悔しい5位

 直接打撃制(フルコンタクト)空手の体重無差別日本一を決める第50回記念オープントーナメント全日本空手道選手権大会(NPO法人全世界空手道連盟新極真会主催)が13、14日、エディオンアリーナ大阪で開かれ、優勝候補に挙がっていた新極真会和歌山支部御坊道場の前田勝汰選手(25)=美浜町和田=が準々決勝でまさかの敗退。5位入賞に終わった。

 男子は2014年の第46回大会以降、重量級の島本雄二選手(28)=広島支部=と入来建武選手(23)=東京城南川崎支部=の2強が決勝で対決。前田選手はおととし、昨年とこの2人に次ぐ3位に入り、昨年の世界ウエイト制軽重量級では優勝しており、今回は4年に及ぶ「島本・入来時代」に終止符を打つ存在として注目されていた。

 今大会は104人が出場し、第3シードの前田選手は4回戦まで3試合は問題なく勝ち上がり、続く準々決勝は昨年の世界ウエイト制軽量級王者の岡﨑陽孝選手(21)=千葉南支部=と対戦。序盤から得意の突きの連打で相手を圧倒したが、自分より小柄な岡﨑選手の顔面にパンチが入ってしまうミスが重なり、減点が響いて悔しい判定負けとなった。

 結果、上位4人に与えられる来年11月の無差別世界大会出場権は獲得できず、大会を制したのは2年連続で重量級の島本雄二選手。会場に駆けつけた和歌山の応援団からは「勝ってた」「もったいない…」という声も聞かれたが、前田選手本人は「岡﨑選手とは初対戦でしたが、ディフェンスがすごく上手で、パンチが流れてしまいました。結果は実力の差です」。来年5月には無差別世界大会代表選考を兼ねた階級別全日本大会があり、「反省して鍛え直し、今度は優勝して世界大会に出場したい」と前を向いた。

写真=突きと蹴りのコンビネーションで相手を圧倒する前田選手(準々決勝)

関連記事

フォトニュース

  1. 思ったより簡単かも

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  2.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  3.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  4.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  5.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
ページ上部へ戻る