
第49回全国ごてんまりコンクールは20日から22日まで秋田県で開催され、御坊市藤田町吉田の宮原浩子さん(75)が制作した「紅葉残照」が第4位となる秋田県観光連盟会長賞を受賞した。
同コンクールには全国25都道府県から175人296点が出品され、技と美しさが競われた。
宮原さんは手まり制作歴40年。日本てまりの会の教授で、日本手工芸指導協会の講師の免許を持ち、藤田コミュニティーでもてまり教室を開いている。受賞した「紅葉残照」は直径13㌢ほどで、30色以上の糸を使っており、紅葉をモチーフにした模様が黒地に映えるデザイン。トロフィーと賞状を贈られた宮原さんは、「好きで続けていることで、コンクールも参加することに意義を感じていましたが、入賞することができてうれしいです」と笑顔で話していた。
写真=受賞作を前に喜びの宮原さん