サッカーって楽しいよ

 日本サッカー協会公認C級コーチなどの資格を持つ御坊市荊木の坂本寿里也さん(28)が代表の有志グループ「SIS」が、11月に幼児から小学6年生を対象に体験会「エンジョイサッカースクール」を開講する。初心者や地域を問わず、サッカーやスポーツの楽しさを知ってもらおうと初企画。サッカーの魅力を伝える新たな取り組みとして注目されており、来春からは本格始動させたい考えだ。

 小学生のころからサッカーに夢中だった坂本さんは大阪体育大学在学中から大阪の小学生チーム「マトリックス」でコーチを務め、卒業後も約10年間指導者を続けて多くの子どもたちを育ててきた。SISは同級生らサッカー仲間で立ち上げ、サッカー人口増、サッカーを通じた子ども育成、地域振興を目指すプロジェクト「SISスペシャルトレーニング」を来春から始動させようと準備を進めている。エンジョイサッカースクールは同トレーニングの一環で、SISとして初めての取り組みとなる。ことし夏には指導者としての師匠である池上正さんのドイツ研修に参加。現地の小学生チームの指導方法など勉強してきたことを生かして、子どもたちに指導する。

 U―6(年中、年長児)、U―8(小学1、2年)、U―10(同3、4年)、U―12(同5、6年)の4つのカテゴリーに分かれ、U6と8はボールを使った遊び、U10と12は考え方や少しずつサッカーらしいプレーを楽しんでもらう。日程は全4日で、12日と26日は午後5時からU6、6時からU8、7時からU10。16、30日は午後5時からU8、6時からU10、7時半からU12。会場は御坊小学校グラウンド。御坊キックマンや中学生のベロー・ラ日高で監督を務める梅本昌照さんもスタッフの一員として坂本さんをサポートする。

 コンセプトは「仲間を大切にする」。ドイツで学んだ根本的な考え方だ。初心者はもちろん、サッカーチームや他の運動クラブに所属している選手ら、チームや競技の垣根を越えて参加してもらい、サッカーを通じてスポーツを好きになってもらうことや、仲間作りの場にしたい考え。来年4月ごろからは定期的に開講することを計画している。坂本代表は「とにかく楽しんで、サッカーを好きになってもらうのが目的。チームに入りたい子どもをそれぞれの地域で活動するクラブに紹介できるように頑張りたい。ほかの競技と併行して、いろんなスポーツを楽しむきっかけにもなれば」と思いを披露。梅本さんは「若い力で盛り上げてほしい。活動に賛同してくれる指導者も増やしていきたい」と話している。

 スクールは申し込み不要で、直接会場に行けばよい。見学もOK。問い合わせは坂本代表℡090―3713―3259。

写真=ドイツ研修で指導を学んだ坂本代表

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