
田辺市龍神村で地域の活性化に取り組んでいる龍神寄合会(後藤昇会長)は2日に龍神市民センター裏の旧商工会館前広場でイベント「秋の龍神いなかまつり2018」を催し、大勢の住民らが飲食や体験コーナーを楽しんだ。
同センターからは見下ろすことができる田んぼアートを観賞してもらおうと開催。田んぼアートは異なった色の稲穂で絵柄をデザインするアート。同会ではことし6月から取り組み、温泉マーク「♨」と特産のサトイモの葉の2つを描いた。
イベント会場の食品ブースでは龍神そばなどの特産を生かした料理などが並んだ。メダカすくい、廃材を利用した木工品づくり体験などもあり、家族で挑戦する姿もみられた。咲楽小学校3年生の中村仁君も木工工作で新幹線の模型づくりにチャレンジ。車体や車輪にある廃材を選び、のこぎりで切ったり、ドリルで穴を開けたりする作業に奮闘。「工作はとても楽しい」と笑顔を見せていた。会場では、龍神少年野球クラブのメンバー17人が西日本豪雨の被災者に対する募金活動も行っていた。
田んぼアートをテーマにしたフォトコンテストも開催中。応募点数は1人2点までとし、デジタルカメラで撮影した作品はプリント写真(四つ切りかA4)で応募すること。最終優秀賞1点、優秀賞2点を選ぶ。締め切りは10月31日。詳しくは龍神行政局産業建設課℡0739―78―0830。
写真=木工工作を体験する子どもら