命や安全を考える9月

 1日の防災の日から始まり、9日は救急の日。この日から15日までの1週間は救急医療週間で、21日から30日まで行われる秋の全国交通安全運動と、9月は命や安全について考える、または考えようという機会が多い。

 それに先立ち御坊署が8月、署員の防災意識を高めようと、「御坊の五防『ひがいなし』」というスローガンを作った。災害に対する心構え5カ条で、「ひ」は「日頃から避難経路の確認を!」、「が」は「ガタ来る前に装備の点検!」、「い」は「いの一番に住民避難!」、「な」は「なめたらアカン津波の威力!」、「し」は「死んだらおわり、自分を守ろう! 高台へ!」。署員全員に徹底していくとしており、地震、津波への備えという意味合いが強そうだが、防災意識という観点から、先日の台風時にも生かされたことだろう。また、一般の人にも通じるところがあり、ナイスネーミングの「五防」、住民も知っておいて損はない。

 さて、いまは救急医療週間中。各地で関係機関が救急医療と救急業務に対する正しい理解や協力を呼びかける行事を行っている。御坊保健所と御坊市消防の職員らは、応急手当てや救急車の適正利用について啓発。心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の処置によって救命の可能性は高くなり、まさかのときのために応急手当ての知識を身に付けておくのは大切だ。一方で車を運転しているとき、救急車に道を譲ることも命をつなぐ行為だと思う。現場や病院へ一刻も早く、そして安全に到着できるように。これはみんなやっているのではないだろうか。小さなことからもできる救急業務への協力。この機に命や安全についてあらためて考えよう。(笑)

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