米屋に酒屋、履き物屋も

 印南町印南の解体中の倉庫の壁から、昭和初期の商店のカラー刷り広告チラシ=写真=が見つかった。剥がし取った広告は30日に町公民館で公開される。

 チラシは壁の下張りとして新聞などと張られていた。町文化協会会長の坂下緋美さんが当時の印南の地域の状況や経済が分かる史料として、1枚ずつ剥がし台紙に貼るなどして整理した。

 米穀店、酒屋、履き物屋、呉服店など1931年(昭和6)ごろの15枚が剥がし取れた。いずれもカラー刷りで、縁起物の恵比寿や大黒様、二宮金次郎など、保存状態がよくないものも色鮮やかさは残っている。

 坂下さんは「昭和5年に印南駅が開業したあとのもので、地域が活気づいていたのがうかがえます。この商店が現在どうなっているかなども調べたい」と話している。

 公開は文化協会が開講している「寺子屋・ふるさと塾」に合わせ、30日午後1時半から町公民館で行われる。

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