空飛ぶ車に夢膨らむ

 日高川町皆瀬と御坊市の会社間の毎日の通勤。行きはいいが、帰りはその長い距離と時間が非常にだるい。何時間もかけて通勤するような都心部の人から比べればましだが、「車が空を飛んでくれれば便利なのに」と妄想が膨らむ。

 ここ数年は小型の無人飛行機ドローンが話題となっているが、あれの大型版をつくって車輪もつければ、陸空両用の乗り物が簡単にできるのではないかとも思う。それにしても車が空を飛ぶとなると、まず気になるのが電線。外国人からすればびっくりするほど日本の頭上には電線が張り巡らされているらしく、車が空を飛ぶ際にはかなり邪魔。空飛ぶ車には電線など障害物の自動回避装置が必須かもしれない。あるいは電線を全て地中に埋めてしまうか。国を挙げた大規模なインフラ整備が必要となるが…。

 電線の問題をクリアしても、最も整備しておきたいのが空の交通ルール。縦横無尽に飛べるわけだから、他の空飛ぶ車との接触事故の危険性も高まる。これも自動回避装置なるものがあれば大丈夫だが、スピードの規制や飛ぶ方向、飛んでいい高度の指定など、一定のルールを事前に決めておかなければならないだろう。

 そんなアニメやSF映画のような話が現実になろうとしている。アメリカの企業が2019年に空飛ぶ自動車を販売すると発表。価格や発売日など詳細は明らかにされていながい、折り畳み式の翼があり、ボタンを押せば1分以内で飛行モードと自動車モードを切り替えできるらしい。恐らく庶民に手が出るような代物ではないと思うが、そんな楽しみな妄想をしていると、帰りの通勤時間もあっという間である。(吉)

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