気付きと感謝で円満

私事で恐縮だが、先月20日、38歳の誕生日に入籍した。「男の方の誕生日に?」と冷やかされるが、諸事情で延期したのと、「忘れない」「お祝いをまとめてできる」という理にかなった判断のつもり。彼女の誕生日にプロポーズをし、婚姻届を提出、同じ家に住み、夫婦生活をスタートさせた。

 

「カチッ」――洗い物をしているとき、食器に指輪が当たって音がする。結婚を実感するとき。以前、取材先で「新婚のとき、家に奥さんがいると思うとルンルンで、仕事終わりが楽しみだった」という話を聞いたが、その通り。この気持ちがずっと続くといいなと思う。

 

筆者は生まれてから38歳になるまで、一人暮らしをしていた(させてもらっていた)5年間を除き、親元の実家に33年間〝パラサイト〟していた。まさに親のすねかじり。食事から掃除、洗濯…。苦手な虫の駆除まで親頼みだった。そして始まった結婚生活。親と同じように甘えさせてくれるが、何もしないわけにはいかず、できることをやろうと心がけている。「家事は女の仕事」という時代ではない。

 

そんななか、いまになって気付いたわけではないが、「ありがとう」のひと言がやる気につながるとあらためて感じた。一緒に住んで2週間ほどだが、家のことをすると、どうしても褒めてほしくて出てしまうドヤ顔。ありがたいことに、いつも気付き、感謝してくれる。逆に、自分も相手にそうしなければならないし、夫婦間だけの話ではないはず。仕事でも記者にとって気付きは肝心。人との付き合いでは感謝の気持ちが大切である。まずは育ててくれた親に「ありがとう」。結婚を糧に仕事も頑張りたい。(笑)

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