
県市長会は28日、県庁で仁坂吉伸知事に「来年度予算編成等に関する要望書」を提出した。
同日開かれた県市長会終了後、市長会長の望月良男有田市長が手渡した。県の来年度予算編成に向けて各市の要望事項をまとめている。
御坊市関係では、柏木征夫市長も県庁を訪れ、藤田町藤井地内の県道御坊美山線の堤防強化を含めた道路拡幅について強く要望。「御坊美山線は生活道路、学生らの自転車通学路、川辺インターへのアクセス道として交通量が増加しているが、藤井地区(藤井グラウンド入り口から)の700㍍区間は道が狭く、道路照明もなく、野口橋右岸取り付け部(北詰め)は見通しが悪く交通の難所となっている。日高川右岸堤防は完成から63年が経過し、川側の法面コンクリートの老朽化が著しく、早急な治水対策も必要であり、護岸強化の充実と道路の整備を早期に図ってほしい」と求めた。
写真=仁坂知事に要望する柏木市長(写真奥)