子どもたちの真剣舞台

 今月18日、日高川町高津尾の日高川交流センターで、同町のダンスグループ「あすなろ倶楽部・絆の星」による公演「日高川新伝承創作絵巻 ひとしずく」が行われる。同倶楽部は、町内などの小学6年生から高校2年生までの15人がメンバーで、ダンスを中心に歌や劇などのパフォーマンスを披露するグループ。普段は町内外のイベントなどに出演してパフォーマンスをしており、年に1度公演を行っている。今回の公演には町ジュニアリーダー、一般公募者、大阪狭山市の「表現倶楽部うどぃ」らも出演する。

 あすなろ倶楽部は、筆者が担当している鉄腕キッズのコーナーで毎年取材している。いつも練習風景を取材するが、練習は真剣そのもので、ダンスでは全員がそろうまで何度も繰り返し、汗を流す。芝居では一つ一つの動作に注意しながらも、はっきりと大きな声でセリフを読み上げる。小学生から高校生と幅広い年齢層だが、上級生が下級生を、また同世代の子同士教え合い、互いに高め合っている。公演は有料で行うので、「中途半端なものにはできない」という気持ちがあるのだろうが、それでも小さい子どもたちもプロのように練習に励む姿には感心させられる。

 そんな公演も過去2回見に行ったことがあるが、いずれも大成功だった。1つ1つのシーンはもちろんラストは全員でうたって踊り、観客も一緒になって盛り上がり、感動のラストを迎えていた。日々の練習や数百人の前での劇や歌、ダンスの経験は、将来どういう分野に進んでも役に立つ。またストーリーには日高川町の歴史を取り入れており、郷土愛も育まれていることだろう。公演はことしで第4回だが、5回、6回と長く続いてほしい。(城)

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