夏の高校野球和歌山大会 日高と南陵がベスト8

 第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会9日目の19日は、3回戦3試合が行われた。第2試合の日高は2点の勝ち越しを許した7回、一挙4点を奪って和歌山北に逆転勝ちし、2年連続16回目のベスト8入り。第3試合の和歌山南陵は終盤に3点差をひっくり返すなど驚異的な粘りを発揮して田辺を破り、創部3年目で初の8強進出を決めた。

和歌山北
0100002104
01000040× 5
日高

 日高は2回2死一塁から西が左翼フェンス直撃の二塁打。一塁前への絶妙なバント安打で出塁していた東玲が俊足を飛ばして一塁から一気に生還し、すかさず試合を振り出しに戻した。3回から6回までは2番手でマウンドに上がった北原の緩急自在の投球に追加点を奪えなかったが、2点勝ち越された直後の7回の攻撃で反撃を開始し、2四球で1死一、二塁とすると、安井が左中間へ適時打してまず1点。なおも小園の四球などで満塁と好機を広げると、宮本の左犠飛で追いつき、続く田中の左中間を真っ二つに破る二塁打で2者を迎え入れ、形勢を逆転させた。守っては宮本(1回3分の2)、田中(2回3分の1)、楠山(2回3分の1)、田中(3分の2)と小刻みな継投で7回まで和歌山北を3点に抑え、逆転後は楠山を再び起用。楠山は8回に適時打を浴びて1点差に詰め寄られるも最終回は3者凡退に打ち取り、リードを守りきった。

 和歌山北9本に対して8本と安打数では下回った日高だが、しぶとく接戦をものにした。準々決勝は22日の第2試合(午後0時半~)で、強豪・智弁和歌山に挑む。

田辺
1002000003
00000031× 4
和歌山南陵
 

 6回まで田辺・熊野の前に3安打、無得点に封じられていた南陵は7回、先頭の寺田が四球で出塁。春山の遊撃内野安打、代打・宗形の送りバントで1死二、三塁とすると、続く水原のバントでは三走がスタートを切らず2死二、三塁となったが、山﨑が敬遠のあと、藏屋が右翼線へ走者一掃の二塁打をはじき返して試合を振り出しに戻した。勢いに乗る南陵打線は8回、先頭・中山の左前打から2死二塁の好機をつかむと、春山が三塁手を強襲する適時打を放ち、終盤2イニングで鮮やかに逆転した。先発・平は4回3分の1を6安打3失点。2番手・水原は威力のある速球と鋭い変化球で田辺に本塁を踏ませず、4回3分の2を被安打2と好救援した。バックも無失策と堅守を見せ、9回2死からは右翼・松本がライン際の打球を好捕するなどで水原をもり立てた。

 南陵の準々決勝は23日の第1試合(午前10時~)で、対戦相手は21日第1試合の勝者。

写真=日高7回、田中の適時打で勝ち越しの生還を果たして喜び爆発の安井

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