和歌山南陵高の竹下教諭 来月、ウィーンで指揮

 8月19日にオーストリアのウィーン国立歌劇場で行われる日本高校吹奏楽連盟主催の「全日本特別選抜吹奏楽団 世界名ホールコンサート」で、日高川町和佐の和歌山南陵高校(小野和利校長)の音楽教諭、竹下遼さん(29)=和歌山市在住、八尾市出身=が指揮者として参加する。世界三大歌劇場の頂点に立つ同劇場で、日本選りすぐりの奏者100人の指揮者として抜てきされた。

 同コンサートは毎年、世界の各地で開催。今回は20回目を記念してウィーン国立歌劇場で行う。団員は高校生らから募集した優秀な奏者100人。指揮者は日本高校吹奏楽連盟の理事長で和歌山南陵の指導顧問にもなっている遠山詠一氏と、全国コンクールの指揮者として活躍する山田昌弘氏を中心に、同行指揮者として竹下教諭が選ばれた。

 竹下教諭は2歳からピアノ、12歳からクラリネットを始めた。大阪音楽大学ではクラリネット奏者としてだけでなく、指揮者としても活躍。卒業後は三重県の私立高校で音楽教諭、その後、愛知県で中高生らの吹奏楽指導を行っており、2017年4月から和歌山南陵高校の教諭となった。

 コンサートでは7、8曲の演奏のうち、1曲で指揮をとるほか、練習などでは中心となって団員を引っ張る。「伝統ある歌劇場に立つことができて、うれしく思います。音の柔らかさやテンポなど指揮棒1本で決まるので、とても責任を感じます。団員のレベルは高いので、きれいな音を奏でられるように、当日までに仕上げていきたい」と話している。

写真=授業で指揮棒を振る竹下先生

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