南部龍神もサヨナラで2回戦へ

 第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会2日目の12日は1回戦3試合が行われ、第3試合で本紙エリア勢の先陣を切って南部龍神が田辺工と対戦。9回、4番・和田の本塁打で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。南部龍神は5安打ながら、序盤の好走塁もあって効率よく得点。3点のリードを終盤に追いつかれるも、勝ち越しを許さず粘り強さを発揮し、2年ぶりの初戦突破となった。

田辺工
0000012003
1020000014
南部龍神

 南部龍神は初回、四球の先頭・中嶋が犠打と二ゴロで三進。和田の三塁への当たりが敵失を誘い、無安打で先制点を挙げた。

 3回は走塁が光り、2点を追加。無死から川が右前にチーム初安打を放つと、中嶋の犠打の処理で一瞬の隙を突いて三塁を陥れ、続く富岡が鋭く三塁線を破った。なおも上原の打席の暴投で、富岡が一塁から一気に三塁へ進み、上原の遊ゴロの間に生還。序盤わずか2安打でリードを3点に広げた。

 4回から8回まで2安打無得点に終わったものの、同点の9回無死、ここまで無安打だった和田が甘く入った変化球をフルスイング。大会第3号となる左越えの本塁打をたたき込み、主砲の一発で試合を決めた。

 南部龍神先発・小川は初回、投直、空振り三振、三ゴロの快調な滑り出し。伸びのある直球に変化球を織り交ぜ、2回以降、毎回走者を背負うマウンドも粘りの投球を続けた。6回2死一、三塁から適時打を浴び、7回に2本の二塁打と適時失策で同点とされたが逆転を許さず、12安打3失点で完投。140球の力投を見せた。

 バックは2回1死二塁、一打同点の場面で遊撃・中嶋が三遊間へのライナー性の打球に飛びつき好捕。9回には1死一塁から捕手・和田が盗塁を阻止して自ら流れを呼び込んだ。

 南部龍神の2回戦は大会7日目の17日、第1試合(午前9時~)で和歌山南陵と激突する。

関連記事

フォトニュース

  1. こうやって来てくれたら助かるわ

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る