健診センターキタデにアンチエイジング外来

 御坊市の社会医療法人黎明会の健診センター・キタデが、アンチエイジング外来を新たに開設した。アンチエイジングケア分野では国内第一人者の日比野佐和子医師(48)がプロデュースする関西初の外来。アンチエイジングは美容をイメージされがちだが、日比野医師は「予防医療」と位置付け、食事、運動、点滴療法を施し、キタデを拠点に「健康で若々しく」をテーマにした医療提供を目指していく。
 日比野医師は眼科、皮膚科、消化器内科医で、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学学会専門医)でもあり、東京都港区でクリニックの統括院長を務め、多くのスポーツ選手や著名人の健康をサポートしている。アンチエイジングという言葉がほとんど知られていなかった20年以上前からアメリカなどで勉強し、15年以上前には点滴療法研究会の立ち上げメンバーの一人として、日本に点滴療法を初めて取り入れるなど、国内第一人者として知られている。テレビや雑誌等でも取り上げられ、海外からの講演依頼も多く、注目されている。
 共通の知人を介して日比野さんとキタデにつながりができ、ことし1月ごろから外来の開設を検討。実際にキタデ関連施設を見学した日比野さんは「病院は最新の医療機器を導入し、プールやジムを備え、保育所や介護施設を運営している、こんな施設は日本でもなかなかない。ゆりかごから墓場まで、北出俊一名誉理事長の思いに共感しました。全ての世代を対象にした医療施設の活動に協力したい」と開設することが決まった。
 アンチエイジングメニューは、一人一人に合った食事や運動指導のほか、日比谷医師オリジナルの点滴・注射療法を提供。抗酸化作用による疲労回復、免疫力向上、美白効果が期待できる「高濃度ビタミンC点滴」、芸能人が愛用したことから知られている総合栄養剤「にんにく注射」、しわやシミ、肩こり、肌の乾燥などの悩みの人におすすめで60年以上前から医薬品として厚労省から認可を受けている「プラセンタ点滴・注射」など。保険適用外で各療法は1回6000円から1万6000円程度となっている。
 日比野医師は「保険適用外になりますが、血液検査や遺伝子検査をすることで、将来の病気のリスクを把握し、その人に合った食事、運動、点滴療法を提供することで予防医療を実現したい。加齢は止められませんが、老化現象は生活習慣で防ぎ、若返ることは可能です。より健康でより若く長生きするのが本来のアンチエイジング。キタデを拠点に全国に広めていけるように頑張っていきたい」と意気込んでいる。
 日比野医師の特別外来は毎月第1月曜日午後1時半から4時までで、予約制。普段は毎週月、水、土曜日に専門医が診察する。問い合わせはキタデ℡0738―24―3000。

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