亡き母の墓前を訪ねる新しい習慣「母の日参り」の普及・浸透を目指し、JAグループ和歌山をはじめ有志企業・団体でつくる「『母の日参り』パートナーシップ」は23日、東京都内で共同プレス発表会を開き、パートナー12者(6企業・6団体)がそれぞれ本年度の取り組みについてプレゼンテーションを行った。
12者の代表が順にステージに立ち、JAグループ和歌山からはJA紀州の芝光洋専務理事がアピール。「本年は花き卸売市場、仲卸、花束加工業者やパートナーシップ関係者らの参加の下でのプレゼン実施、『なにわ花まつり』でのPR、『フラワードリーム2018』での消費者に向けた提案のほか、仏教会と連携し、浸透のため精力的に活動を進めているところ。今後もパートナーと連携して、一層の普及発展に努めたい」と力を込めた。
パートナーシップは昨年、「母の日には亡き母に対しても『感謝の祈り』を贈る」という同記念日の新たな文化の普及へ結成。供養関連、花、和菓子、流通業界や郵政産業の12者が参画している。発表会では、初企画の手紙コンクールで選考委員長を務めた歌舞伎俳優中村獅童さんのトークセッションも開催。中村さんは、亡き母との思い出を語ったあと、コンクールの金賞受賞作を朗読した。