和歌山南陵高 女子バレー部が始動

 日高川町和佐の和歌山南陵高校(小野和利校長)で、女子バレーボール部の活動がスタートした。日高地方2選手を含む1年生部員7人を率いるのは、和歌山信愛女子短期大学附属(現和歌山信愛)高校の監督時代に当時の全国高校バレーボール選抜優勝大会(通称・春の高校バレー)出場22回を誇る郭一彦さん(71)=和歌山市=。県大会優勝を目標に掲げ、愛されるチームづくりに燃えている。
 開校3年目となる今春創部。部員は全員1年生で、県内出身の植野優華(南部中卒)、宮下珠奈(由良中)、志良堂陽(高積中)、辻岡優美(箕島中)、橋本こなつ(打田中)、向井遥(同)、安村小乃葉(同)の7選手。3人が通学、4人が寮生活を送っている。初練習は4月2日。14日には初の対外試合を行った。29日に中紀(海南市~御坊市)大会に参加。6月に県高校総体に臨む。
 郭監督は和歌山信愛高校で35年間指揮を執り、春の高校バレーに22回出場。同校は県内屈指の強豪として全国に名をとどろかせている。その後、同中学校を3年間指導。退職後、全国各地の中学生優秀選手の中から逸材を発掘、育成する貝塚市のバレーボールアカデミー「JVA貝塚ドリームス」(05年結成、12年解散)の監督を務め、現在は和歌山南陵のほか、週1回和歌山市でジュニア、岩出市で中学生を対象にしたバレーボール教室をそれぞれ開いている。
 高校バレーの指揮は14年ぶり。当面は個々の基礎技術向上に取り組み、チーム力を高めていく。ほかのスタッフは元バレーボール選手の辻本紳太郎さんが顧問、元ジュニアバレーボール監督の高田泰男さんがコーチ。技術以外にも礼儀、コート内での態度やマナーといった人間性の育成に取り組んでいく。
 郭監督は「小柄な選手ばかりなので、まずは運動能力を高め、拾って粘り強く戦えるチームにしたい。一人一人光るものがあり、楽しみです。能力を伸ばし、目標の県大会優勝へ花を咲かせたい」と抱負。主将を務める植野選手は「毎日楽しいです。熱心に指導してくださるので期待に応えたい。後輩がたくさん入ってくれるような明るく元気に愛されるチームにしていきたい」と話している。

関連記事

フォトニュース

  1. はいOK、大丈夫で~す

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  2.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  3.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  4.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  5.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
ページ上部へ戻る