物事に遅すぎるということはない

 サッカー日本代表チームの監督を務めるヴァヒド・ハリルホジッチ氏の解任には驚いた。新しい監督には西野朗氏が就いたが、6月にロシアで開催されるワールドカップまであとわずか2カ月。「そんな短い期間でチームを変えることができるのか。最悪のタイミング」という報道もあった。3月に行われたマリ戦、ウクライナ戦の後、選手との信頼関係が薄れたことが要因という▼今回の監督の交代は、みなべ町東本庄、岡崎賢一さんのおいで経験豊富な得点ゲッターとして活躍しているFW岡崎慎司選手(32)=イングランド・レスター=には大きなチャンスとなる可能性がある。ハリル監督の下では代表の招集から遠ざかって起用される機会が少なかったが、西野新監督は岡崎選手らベテランに対して「直接面談を希望している」と話している。仮にワールドカップ日本代表メンバーに選ばれれば、3大会連続。日高地方の子どもたちにも大きな励みになることだろう▼そのほか、本田圭佑選手(31)=メキシコ・パチューカ=も代表に選考されるのかが注目されている1人。本田選手は今回の監督交代についてブログで「It’s never too lete(遅すぎることはない)」と前向きなコメントでつぶやいた。言葉の本意については分かりにくいところもあるが、素直に解釈すると「正しい選択には気づいた時にすぐに行動すべきだ」という意味を伝えているのだろう▼人生でも同じかもしれない。高齢になって「もう物事を始めるのは遅い」とためらってしまう場合もある。しかし、プラスに考えて挑戦することが大切で、行動を起こさなければいつまで経っても前に進まない。よく言われることだが、「これからの人生でいまが一番若い」ということだ。(雄)

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