春の交通安全運動スタート

 春の全国交通安全運動が6日に始まり、日高地方でも各地で街頭啓発が行われた。御坊署管内では昨年から高齢者が犠牲になる事故が多発。ドライバーに安全意識の高揚を訴えた。初日は交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会の交通安全大会も開かれ、特別ゲストで落語家の桂三歩さん(田辺市出身)が講話。事故の防止や飲酒運転の根絶を呼びかけた。
 街頭啓発は初日に美浜、日高、由良、日高川、みなべの5町で展開され、それぞれ関係者が町民らに安全運転を呼びかけた。
 美浜町では森下誠史町長と職員、交通指導員、交安母の会、交安協会のメンバー、御坊署員ら約40人が和田の役場前に立ち、県道を通る通勤ドライバーらに啓発用のチラシや物品を配布。「おはようございます。きょうから春の交通安全運動です」「気をつけて、いってらっしゃい」と声をかけた。町からイメージキャラクター「まつりん」、メモリアルウエストからマスコットキャラクター「ジャガ助」も参加。愛らしく手を振り、事故に注意するようアピールした。
 交通安全大会は印南町公民館であり、地域住民や交通安全関係団体のメンバーら約70人が出席。同協議会会長の森下町長が「御坊署管内では昨年、死亡事故が前年の1件から4件に増加。うち3人は高齢者が犠牲になったと聞いており、何とかしたいという思いでいっぱいです。事故の減少は住民の悲願。皆さんの協力よろしくお願いします」とあいさつし、御坊署の大野矢雄署長、日高振興局長の三浦源吾局長らも安全意識の高揚や連携強化を求めた。
 三歩さんは、酒が好きで過去に酔っ払ってけがをしたエピソードを面白おかしく話し、「酔っている人は運転していなくても迷惑をかける。自転車も酒を飲んで乗ったらアカン。事故を起こさない、起こさせないように気をつけましょう」と訴えた。続く交通安全教室では御坊署交通課の嶝口知宏課長が管内の事故情勢を説明。署員らの寸劇で高齢者事故の防止を中心に啓発した。
 運動は15日まで。子どもと高齢者の事故防止など4点が重点となっている。

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