春の褒章 鳥居さんに藍綬褒章

 2018年春の褒章受章者が決まり、日高地方からは唯一、1981年から37年間、工業統計調査員として従事している鳥居守さん(67)=日高川町土生=が、統計調査功績で藍綬褒章に選ばれた。全国で716人、県内では更生保護功績などで鳥居さんを含め藍綬が5人、黄綬は4人が受章した。伝達、拝謁は5月15日に東京で行われる。
 鳥居さんは川辺町商工会に勤めていた81年から、従業者数、製造出荷額など工業の実態を調べる工業統計調査員となった。現在まで、計34回の調査を行っており、常に調査の意義と必要性を認識し、円滑に業務を進め、期限を厳守するとともに調査結果も的確で、統計の正確性確保に大きく貢献。県民の統計思想の普及にも努め、統計の発展に寄与するとともに、他の調査員の模範になるとして評価された。
 工業統計調査のほか商業統計調査や工業実態基本調査、経済センサス―基礎調査、経済センサス―活動調査などにも従事。いずれの調査でも多くの調査事業所から厚い信頼を得ているほか、15年度の農林業センサスと国勢調査では、豊富な経験と知識を生かし、指導員としても活躍した。
 受章に際し、「調査には事業者の方の協力が必要不可欠で、多くの皆さんのおかげと思い、感謝しております。今後も受章を励みに、続けられる限り頑張っていきたい」と話している。
 14年には経済産業大臣表彰(統計功労)、17年には県知事表彰(統計功労)も受賞。13年からは民生・児童委員も務めている。

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