心躍る野球の熱い戦い

 甲子園では春の選抜が始まり、連日熱戦を展開している。県代表の智弁和歌山も25日に登場。富山商業を4―2で下し、初戦を突破した。以前は全国制覇を成し遂げるなど強豪として知られたが、センバツで白星を挙げるのは7年ぶり。残念ながらその日はテレビ観戦することができなかったが、勝ち進んで、ぜひ1994年以来24年ぶりに優勝旗を持ち帰ってくれることを期待したい。
 熱戦は甲子園だけではない。日高地方でも各所で野球大会が幕開け。先日もみなべ町で梅の里中学校軟式野球大会が開かれたほか、少年野球チームの大会も始まった。会場には保護者だけでなく野球好きの住民らもネット裏で観戦し、地域を盛り上げることにも一役買っているようだ。ただ気になるのは、近年の少子化による部員の減少。中学校では単独校でのチームづくりが難しくなった学校が増え、合同チームが目立っている。
 一方、高校野球では強豪校が各地から有能な選手を引き抜くのが目立つ。筆者が高校生だった30年ほど前は、上手な選手も地元の高校でプレーすることが多かったような記憶があるが、最近では日高地方からも県外の強豪高校に進路を決めることが多くなっている。言い換えれば、学業だけでなくスポーツなどを重視した進路の選択肢が広がったといえる。好きな分野や得意な部分を生かすという考えが一層強まっているのではなかろうか。
 これから秋までは、本格的な野球シーズン。プロ野球では阪神タイガースのオープン戦の成績が振るわないのが少し気がかりだが、セ・パ両リーグとも30日に開幕となる。ことしも野球に打ち込んでいる子どもから大人まで、熱い戦いが心を躍らせてくれることだろう。(雄)

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