第29回県小学生バレーボール新人大会(県小学生バレーボール連盟主催)が18日に古座川町民体育館で開かれ、男子の部決勝で南部バレーボールスポーツ少年団が田辺市のキッズファイターズを2―0で下して初優勝を飾った。今大会では全試合ストレート勝ち。小柄なチームながらジャンプ力を生かしたスパイクや堅実なレシーブなどが光った。
男子の部には県内7チームが出場し、トーナメントで対戦。南部は2年前に全国出場したメンバーが主力として活躍。昨年のチームから6年生が1人抜けただけで、経験抱負な選手が多く初戦から危なげなく勝ち進んだ。1回戦では粉河(那賀)を2―0、準決勝の浜の宮(和歌山市)も2―0で下した。決勝は田辺のキッズファイターズと対戦。1セット目は21―10で大差を付けて先取。2セット目も21―14でストレートで下した。全試合を通じてエースアタッカーの堺目、レフトアタッカーの山根のスパイクで得点を奪い、守っても正確なレシーブでボールをつないだ。攻撃的なサーブも冴えた。
生駒明広監督は「南部女子や卒業する6年生を相手に練習してきた成果が出せた。今後はプレーの精度をいま以上に高め、夏の全国大会に出場できるよう頑張りたい」と話していた。女子の部では31チームが出場。日高地方勢では日高がベスト8に入ったのが最高だった。南部男子のメンバーは次の皆さん。
監督=生駒明広▽コーチ=石上貴一▽マネジャー=北谷彰大▽選手=堺目啓治、山本祐希、政井一槻、山根史也、中本亮太朗、久保恭平、武田翔太、横山登磨、新谷潤矢、吹石裕登