ゆらっと紀州 飲食店オープンへ

 由良町の畑中雅央町長は13日に再開した議会一般質問の中で、NPO法人由良わくわく塾に運営を委託している、中地区の地域交流拠点ゆらっと紀州について、来年度中に母屋で目玉のそばをメニューに含む飲食店をオープンさせることを明らかにした。さらに定期的な青空市の開催や蔵での各種作品展示なども行い、より一層、施設を有効活用していくことに意欲をみせた。
 ゆらっと紀州の建物は2011年に町が所有者から寄贈を受けた通称「旧原邸」。敷地は約2400平方㍍で、建物は築百数十年。このうち母屋は見学や会議ができるスペース、長屋門は改修して産品販売所にしたほか、トイレ新築、駐車場整備も行って15年3月にオープン。地域活性化や観光PR、交流の場として活用されている。また、おととしには延べ床面積79平方㍍と48平方㍍、いずれも木造2階建ての蔵の改修も行った。
 一般質問では、山名実議員が「ゆらっと紀州の今後の利用方針」で質問。畑中町長は「ゆらっと紀州は民間、行政が一体となって交流や地域振興、観光PRのためオープン。現在、そば打ち体験ができるようになっているが、来年度にはそばの提供を含めた飲食店がオープンする。また、蔵は会議室や子どもらの作品を飾る展示スペースとして活用。駐車場ではせめて月1回でも農産物などの販売が行えれば」とし、「今後も行政、地域交流協議会、NPOが一体となって利用促進を図りたい」と述べた。調理については、現在改修工事を進めている母屋横の厨房(ちゅうぼう)を活用。わくわく塾のメンバーにはベテランのそば打ち職人がいる。担当課によると、具体的な飲食店のオープン日程は決まっていないが、「新年度に入って準備ができ次第早々に」と話している。

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