県道芳養清川線の改良工事大詰め

 みなべ町清川と田辺市芳養の境界付近で行われている県道芳養清川線の改良工事で、事業主体の県は「17日午後3時に開通する」と発表した。今回の工事区間は1㌔で、幅員が狭く対向困難な場所に新たにトンネルや橋を設置している。同日午後1時から地元の新龍神田辺線(県芳養清川線)促進協議会が「開通を祝う会」を催す。
 場所は清川地内の大川集会所付近から田辺方面へ約600㍍の地点。対象区間は道幅が狭く、車両の対向が困難となっている。特に区間にある現状の面谷トンネル(延長356㍍)は幅員が3・3㍍で、一方からの進入車両があると反対側の手前で待機しなければならない状態。2・8㍍以上の車は通れないという高さ制限もあるほか、建設後65年が経過して老朽化も進んでいる。
 このため県は2012年度から事業に着手し、区間内に新しく面谷トンネル(653㍍)を設置したほか、谷をまたぐ本ノ橋(67㍍)の建設にも取り組んでおり、あとは舗装を残す状態となっている。新しい道路の車道幅員は7㍍(トンネル内6・5㍍)で現在の約2倍とし、交通のネックが解消される。事業費は約22億円。本年度からは工事区間からみなべ町側の600㍍についても現在測量設計にも取り掛かっている。同線の道路整備が進むと地域住民らの利便性が向上するほか、産業振興や活性化にも期待される。供用開始を祝い、当日の開通前には現地で餅投げなどが行われる。

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