加湿器はしっかり手入れ

 今シーズン猛威をふるったインフルエンザ。患者数は減少傾向にあるようだが、まだ身近で患者がいるという人も多いだろう。そんなインフルの予防に向け部屋に加湿器をおいている家庭もあるだろうが、清潔に保っていなければ逆にレジオネラ菌などを散布してしまうこともある。大分県の高齢者施設では超音波式加湿器のレジオネラ菌が原因とみられる感染症で90代の男性が亡くなっている。
 加湿器にはいくつかの加湿方式がある。フィルターに水を染み込ませて風を当てて気化させる「気化式」、水を加熱して蒸気にする「スチーム式」、超音波振動で水を霧状にして放出する「超音波式」、気化式の風を温風にした「ハイブリッド式」の主に4種類。大分の施設が使っていたのは超音波式だ。レジオネラ菌は60度以上で死滅するとされるが、超音波式は熱を発しないためそのまま飛散したとみられている。防止策としては定期的な清掃と、水は水道水を使い毎日入れ替えることなどが大切だ。
 筆者はこれまでにハイブリッドを除く3種類を購入したことがある。気化式については他の2種類に比べ加湿力が劣るので、あまりおすすめではない。超音波式はおしゃれで安価なモデルがたくさん出ているほか、加湿力も十分にあり、アロマ機能もあるなどで近年シェアを伸ばしている。一方で、レジオネラ菌をはじめとする菌の繁殖に注意が必要だ。
 これらのことから個人的にはスチーム式がおすすめ。デメリットは電気代の高さやデザイン性で超音波式に劣ることだろうか。いずれの加湿器でも手入れは重要。せっかく予防のために置いている加湿器が、菌をばらまくことにならないよう、定期的に清掃、日々の水交換を心がけよう。(城)

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